今年で開館30周年を迎えた磯子区の根岸地区センター、根岸地域ケアプラザ、訪問の家「集」は、11月23日と24日に「根岸ふれあいフェスタ」を開催した。地域に根差した施設としてそれぞれの役割を果たして30年。来賓や地域住民らも交え、イベントを楽しみながら3館合同で節目を祝った。
1994年4月に開館した3施設。戦前は煉瓦製造所や瓶の製造工場、戦後は自動車部品メーカーの工場があった地に、地域活動の拠点となる地区センターと身近な福祉・保健の拠点のケアプラザが一つの施設として、隣接して障害者通所施設の「集」が立地している。
現在は地区センターを一般社団法人磯子区区民利用施設協会、ケアプラザと集は社会福祉法人訪問の家が運営している。それぞれが独自で事業を展開しているほか、節目の時などには施設間で連携した取り組みも進めてきた。
多くの人でにぎわい
イベント初日には、同センター体育室で記念式典を開催。約30人の来賓をはじめ、施設の利用者や地域住民らも多く集まった。
式典で同センター委員会の石川康雄委員長は同センターの延べ利用者が290万人に達したことに触れ、「生きがい・健康づくりのために、これからもさまざまな活動を展開できれば」とあいさつ。訪問の家の名里晴美理事長は「ケアプラザを頼りにしてくれていると感じたり、集のメンバーの姿がある風景がこの地域の当たり前になっているかもしれないと感じられるのは、皆さんが温かく受け入れてくれたから」と地域への感謝の思いを伝えた。
式典後にはステージで獅子舞や地元小中学生らによるソーラン節、合唱などが披露された。また、同センターやケアプラザ利用者の作品展示、飲食物の販売なども行われ、会場は多くの人でにぎわいを見せた。
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