磯子区在住で青山学院横浜英和中学高等学校(南区)国語科教諭の細田孝充さんが昨年出版したドキュメント本『動物たちの命の灯を守れ!夜間動物病院奮闘ドキュメント』がこのほど、2016年度の優良図書に神奈川県から選出された。
県は青少年が心に響く本に触れる機会を作ろうと毎年、優良図書を選出している。今回は専門機関の審査を経て、34作品が選ばれた。
細田さんの著書は2004年に都筑区で開業した首都圏初の夜間専門動物病院「横浜夜間動物病院(現在のDVMsどうぶつ医療センター横浜)」を追ったノンフィクション。約4年前、愛犬が同院で診療したことをきっかけに、獣医師の苦悩や思い、命の大切さを伝えようと執筆した。今回、子どもの心に届けたい本(中学生以上対象)として県児童福祉審議会の推薦を受けた。
優良図書は県のホームページで公開。3月にはリーフレットが作成され、県内小中学校や高校、図書館、書店などで広報される。
細田さんは「選出されてとても光栄。本を通して命の重さや困難に立ち向かう努力を感じてもらえたら」とコメントした。
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