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環境省エコチル調査 13歳以降の調査本格的に 子どもたちの未来のために、今できること
赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から定期的に親子の健康状態を観察し、環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにするエコチル調査(子どもの健康と環境に関する全国調査)。環境省が2010年度から全国10万組を対象に調査を開始し、昨年度から13歳以降も調査が継続されることが決まった。調査の現状を、エコチル調査神奈川ユニットセンターの伊藤秀一センター長らに聞いた。
―エコチル調査を始め14年目を迎えました。昨年度から13歳以降も継続調査の対象になりました。
伊藤「まず調査に協力して下さっている方々に感謝を伝えたい。調査が13歳から18歳まで延長になったが、継続研究に同意してくれる人は約3割と低い参加率になっている。中学、高校は思春期で心も体も変化する時期。不登校や発達障害など、大人になる過程で発生する心理社会的トラブルをフォローしていきたい。日本ではコロナ以降、特に子どもの自殺が増えている。そうした背景にある心の問題にも早い段階で介入しようという動きもある。エコチル調査では「前方視的研究」として、お母さんのお腹にいる時から環境や生活習慣など有用なデータが蓄積されている。長期的な観点で思春期の子どもたちの心と体の成長に介入できることもあるのではと考えている」
後藤「疫学研究の多くは一時点でのデータを分析する『横断研究』で、「原因」と「結果」の因果関係を紐解くのが困難。エコチルは繰り返し調査を行いデータを収集する『縦断研究』で、因果関係を評価しやすいのが特徴。すでに10年以上、年に2回、長い質問票に親子で答えてきてくれた参加者は大変だったと思う。そのデータは非常に貴重で、日本の未来にとって宝です。今後、思春期を経て大人になった時の健康状態をみることでこれまで蓄積した宝のデータがもっといきてくる。日本の未来のためにもたくさんの研究成果を発信していきたいと思っています」
思春期の課題解決へ
伊藤「エコチル調査は思春期における課題が解決される可能性もあります。次世代の子どもたちのためにも役に立つデータになります。積み重ねが大切なので参加している方々には今後もお願いしたいと思っています。13歳以降の継続を躊躇している方はぜひ参加してほしい。お孫さんの世代にも役に立ちますよ」
後藤「調査は子ども世代とつながる手段でもある。少しでもぼくら大人の世代が次の世代の支援策を提案するためにも、つながりを持ち続けられたらと思っています。そういう意味でも我々と接点を持ってくれる若い世代の子たちは貴重な存在だなと思っています」
―地域の皆様にメッセージをお願いします。
川上「地域の代表として参加してくれている『エコチルちゃん』がいたら、『がんばって』と応援してほしいです。調査に参加してくれているお子様、お母様に心から感謝を伝えたいです」
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1月1日