感謝状を受ける川口さん（左）
戸塚消防署で８月30日、磯子消防団員で戸塚スポーツセンター所長の川口俊行さん（42）に対し、坂野満署長から人命救助に対する感謝状が贈られた。
７月20日午前11時22分ころ、同スポーツセンターで「卓球の練習中に男性が倒れた」という連絡を受け川口さんが施設に備え付けのＡＥＤを持って駆けつけたところ、70歳代の男性が床に倒れていたという。男性は意識がなく、心肺停止状態だった。川口さんは、ＡＥＤで除細動を１回実施した後、胸骨圧迫を行い、救急隊引き継ぎ時まで適正な処置を施した。男性はその後、卓球ができるまで回復したという。
坂野署長は川口さんに対し「命を救ってくれたことは大きい。その方の人生、周りの方々の希望をつないでくれた」とあいさつ。川口さんが消防団員ということもあり「川口さんがいてくれてよかった」と最大の賛辞を送った。
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