横浜市立杉田小学校(岩崎良之校長)が創立140周年を迎え、11月9日、同校体育館で記念式典が行われた。
当日は、市教育委員会の奥山千鶴子委員や坂本連区長、杉田地区連合町内会の田中耕多会長をはじめ、地元自治会や商店街の代表者、区内小中学校の校長やPTA会長、歴代校長や元職員など、約150人が出席した。
全員での国歌、市歌、校歌の斉唱のち、岩崎校長があいさつに立った。「時代とともに教育環境は変化し続けているが、いつの時代でも学校を愛し、より良くしていこうという思いは変わらない。また、本校の児童は、杉田の町が大好きで、誇りに思っている。『杉田の時間』などを通じ、確かな力を身につけている。これは地域の方々の力と協力によるもので、感謝申し上げる」と語り、今後も変わらない協力を呼びかけた。
続いて、創立140周年実行委員長の浜崎貴実行委員長があいさつ。餅つき大会や音楽祭、夏祭りなど、記念事業として初めて実施してきたイベントを紹介し、「機材もやり方のノウハウもないなか、地域の方々や近隣の梅林小おやじの会などの協力により、無事に開催することができた。地域の輪もより広がったと思う。子どもたちには体験したことや思いを、次の子どもたちに受け継いでいってくれると期待している」と、これまでの成果を振り返った。
学家地連携を体現
その後の来賓祝辞では、坂本区長が「区内で今年140周年を迎えるのは、杉田、磯子、根岸の3校。なかでも杉田は、夏の八幡宮をはじめ、お祭り好きの町だと思う。そのわくわくした雰囲気の中で育つ子どもたちは、とても幸せ」とあいさつした。
そして、近年重要視されている、学校と家庭、地域の連携強化に触れ、「学・家・地連携を体現しているのが杉田だと思う。これまでと同じく暖かく子どもたちを見守っていただき、杉田、そして磯子区を大好きな子を育てていってほしい」と話した。
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