杉田のゆるキャラが決定 723票獲得で「ウメニー」に
杉田小学校5年2組(辻田陽香教諭)の児童らが考案し、地域住民らに投票を行って決定した杉田のゆるキャラ「ウメニー」が、2月22日、同校のイベントでお披露目された。
ウメニーは、頭に杉田梅を乗せ、耳としっぽが梅の葉になっており、梅の花の模様をあしらった服を着ている。誰でも描けるようにと絵描き歌も用意された。
「杉田の時間」通じ誕生
このゆるキャラ作りは、杉田小学校の総合的な学習の一つである「杉田の時間」の中で、5年2組の児童たちが取り組んだもの。昨年の春、同授業のテーマを設定する際に、担任の辻田教諭の出身地が熊本県であることから、同県のゆるキャラである「くまもん」に関心を持ち、「ゆるキャラで杉田を盛り上げよう」と取り組みをスタートさせた。
授業では、ゆるキャラを用いて地域活性化に取り組む自治体や、パッケージにゆるキャラが描かれているお菓子の製造会社などに、ゆるキャラを用いる理由や、その効果について手紙で問い合わせを実施。その回答などを参考に、調べ学習を進めた。
ゆるキャラに関する知識が備わった後、同クラスで実際にゆるキャラを作成。まず、クラス内で約50体のキャラクターを考案し、その中から3体を選んだ。その後、それらのキャラクターの色や衣装などにアレンジを加え、100体以上をデザイン。その中から最終的に決定した3体を、校内や地域住民らからの投票で1体に絞った。
投票活動は、新杉田駅の歩道橋や、らびすた新杉田横の広場、ぷらむロード杉田商店街の事務局前、プララ杉田内など、計6か所で実施。児童たちが通行人に呼びかけながら票を集めた。集まった1000票のうち、723票を獲得した「ウメニー」が、杉田のゆるキャラに決定した。
ウメニーは2月22日に行われた同校のイベントで、校内や地域住民に対しお披露目された。
|
|
|
|
|