「中国の強硬姿勢は不変」 南法人会講演会富坂聰さん語る
中国について詳しいジャーナリストの富坂聰さんの講演会が7月3日、磯子区の杉田劇場で開かれ、約170人が集まった。公益社団法人横浜南法人会(山田淳二会長)の「サマーセミナー」として行われたもの。
富坂さんは「日本人の知らない中国の現実」をテーマに、習近平国家主席の就任以降の中国の変化について語った。
貧富の差が拡大し、社会不安が大きくなることを懸念した習主席は、不祥事を起こした官僚や公務員を厳しく処罰し、国民の怒りを抑えようとしていると指摘。さらに「日本に対して強い態度を示すことは今後も変わらないだろう」とし、「日本は中国だけと向き合うことに拘泥しなくて良い」と外交戦略についても持論を述べた。
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