4月3日に告示、12日に投開票される神奈川県議会議員選挙に向け、磯子区からの立候補予定者の顔ぶれが出揃ってきた。本紙の調べでは3月2日時点で、定数2の議席に対し、現職2人と新人1人の合計3人が名乗りを上げている。
2議席を争う県議選。現職は前回の得票数順に、自民党の新井絹世氏(46歳・1期)、民主党の茅野誠氏(61歳・4期)が立候補の準備を進めている。
新人では、4年前の県議選にも出馬した(株)市川総業代表取締役の市川智志氏(48歳)が、無所属で出馬の意向を固めている。
3氏の訴えは
立候補を予定する3氏は、それぞれ次のように主張する。
今年度、厚生委員会に所属する新井氏は、医療介護問題に重点を置き「医療や介護を受ける人だけでなく、家族や医療・介護をする人の支援も進めていかなければならない」と訴える。
文教委員会、経済活性化・産業振興特別委員会に所属する茅野氏は、「多くの方々が気にかけている子どもたちの将来に関すること、特に”教育問題”に重点を置きたい」とコメントする。
現職2人と議席を争う市川氏は「子どもや女性、高齢者などが安心して暮らせる福祉、防犯・防災対策や、住んで良かったと思える、活気溢れる街づくりに取り組みたい」と訴える。
前回トップは新井氏
2議席を4人で争った4年前の選挙では、新井氏が2万4650票を獲得し、トップで初当選。茅野氏が1万6984票と続き、もう一つの議席を獲得した。1万1884票の市川氏は及ばなかった。
前回の県議選における区内の投票率は48・31%。県内10位の投票率だった。
なお、2015年3月2日現在の区内の有権者数は、13万6642人となっている。
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