まだ食べられる食品を食べ物に困っている施設に届ける活動「フードバンク」を学ぶ講演会が11月30日、磯子公会堂で開催された。
区社会福祉協議会が主催した講演会には、約200人が来場。消費生活アドバイザーの井出留美氏が講師となり、世界では約13億トンの食品ロスが発生していることや、フランスでは大手スーパーの売れ残り食品廃棄を禁ずる法案が可決されたことなどが説明された。また、同時開催として家庭で余っている食べ物を施設に寄付する「フードドライブ」も実施。参加者は麺類などの乾物や缶詰などを寄付していた。
社会福祉協議会の担当者は「食品ロスを削減する意識を持ってもらえればありがたい。『フードドライブ活動をもっとやってほしい』という声もいただいたので、継続してできれば」と話した。
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