県政報告 ともに生きる社会のアピール 神奈川県議会議員 あらい絹世
国際社会は昨今、時代の変わり目にあるようで、昨年は英国がEUからの離脱、米国は次期大統領に「米国第一主義」を掲げるトランプ氏を選択するなど、人々は政治に「変わる」「活力ある自国を取り戻す」ことを期待する傾向があり、今年もこの流れは変わらないように思われます。
世界ではこのところ、「イスラム国」の残虐、欧米における難民・移民の受け入れ拒否や排除、自由経済圏からの離脱など共生から遠ざかり、孤立化の道に進む傾向が目立ちます。しかし長期的にはグローバル化が進み、人類は共生の道を歩まざるを得ない流れにあると思われます。「共生」への動きが今年はどうなるのか注目されます。
神奈川県では昨年、相模原市内の県立障害者支援施設で大勢の入所者が殺傷される事件が発生しましたが、県議会ではこれをきっかけに秋の定例本会議で「ともに生きる社会かながわ憲章」を可決、制定。今年一年間、広く県民にアピールしていくことにしていますので、情報の伝達、収集にも力を入れていきたいと思います。議員活動の本旨は行政への監視、提言とともに、県民の皆さんとのパイプ役をしっかり果たすことだと思うからです。
確かな学力の向上1月26日号 |
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神奈川県予算に対する要望1月12日号 |
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