新人議員による市政報告【5】 赤ちゃんの命を守る事業の維持を 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
胆道閉鎖症
生まれた赤ちゃんの1万人に1人の割合で起こる胆道閉鎖症は、命に関わる病気ですが、早期発見をして手術すれば生存率を上げることができます。この病気は便の色の異常によって発見することが多いため、親が便の色をチェックできるカラーカードを配布する研究事業を国が実施し、横浜市も昨年12月からこれに協力をしてきました。
しかし、研究事業は今年度で終了するため、公明党横浜市会議員団は「市として事業を継続すべき」と主張。同時に、来年度の母子健康手帳改訂に合わせ、カラーカードを手帳にとじ込むことを国に要望するよう市に求めました。
段ボールベッド
大震災などの災害が発生し、長期の避難所生活を余儀なくされた場合、静脈血栓症(エコノミー症候群)や寝たきりとなるリスクが高まるとされています。
その対策の1つとして工具なしで簡単に組み立てられる段ボール製簡易ベッドがありますが、導入には保管場所や費用の問題がありました。そこで、瀬谷区は今年8月、段ボール製簡易ベッドの製造者であるセッツカートン(株)と災害時に物資の提供を受ける協定を締結しています。事前に協定を結ぶことで、被災時の段ボール製簡易ベッド導入がスムーズになり、災害の発生前に購入費用や保管費用は一切かかりません。
先日、中学生ボランティアの組み立て訓練を視察しましたが、簡単に組み立てられ、強度も問題ありませんでした。港南区や横浜市においても災害時の健康被害から市民を守る対策として導入を目指します。
再生タイヤ
資源循環局が保有するごみ収集車などの車両を対象に、資源を有効利用し、環境負荷の低減やコスト削減が見込めるリトレッド(再生)タイヤの採用を提案しました。港南区を走る「3R夢CAR」(ごみ収集車)にもリトレッドタイヤが採用されています。注目を。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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