永谷地区センター 迅速な処置で人命救う 職員5人に感謝状
永谷地区センターで倒れた70代の男性の救命活動を行ったとして、同センターの舟山哲也館長、職員の小野遵一さん、田村康治さん、古橋幸恵さん、大岡有紀さんの5人が3月27日に港南消防署(加藤雅之署長)から表彰を受けた。
事故が発生したのは2月7日。男性は友人と卓球をしている最中に心肺停止に陥り、その場に倒れた。この知らせを受けた舟山館長は119番通報し、現場へ急行した。電話で消防署の指示を仰ぎながら、AED(自動体外式除細動器)の準備を小野さんに指示し、電気ショックと胸骨圧迫を実施。すると4分程で、男性の自発呼吸を再開させることに成功した。
男性は倒れてから約10分後に駆けつけた消防隊によって、病院に搬送。その際、病院や男性の家族への連絡などを田村さんや古橋さん、大岡さんが行い、救命活動を支えた。その後、男性は回復し、社会復帰したという。
舟山館長は「とにかくなんとかしなきゃと思って処置し、呼吸が始まった時の感動といったらなかった」と当時を振り返る。また、AEDを実際に使用したのは今回が初めてだったが、「触ったことがなくても誰でも操作できるもの、ということを自分を見て知ってほしい」と話していた。
加藤署長は「救急隊が到着する前に心肺蘇生が成功することはなかなかない」と話し、舟山館長と職員の連携による迅速な救命活動に感謝した。
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