市立南高校附属中学校で12月26日、テレビのニュース番組がどのように作られているかなどを学ぶTBSの出張スタジオ講座が行われた。これは同中の「総合的な学習の時間」の選択科目の1つとして行われたもので、講座には1年生22人が参加した。
当日はTBSのスタッフが持ち込んだ機材を使い、同中柔道場でニュース番組のシミュレーションなどを体験=写真。生徒たちは、カメラマン、照明、アナウンサーなどに分かれ、ニュース番組の制作に挑戦した。カメラの映像は、実際のニュース映像を織り交ぜながら壁に映し出されていた。
また班ごとに分かれ、生徒が編集者の立場で、土砂崩れや消費税増税など6つの話題から放送する3つのニュースを選ぶグループワークも実施。TBSの担当者は「テレビでは、すべてのニュースを放送しているわけではなく、編集者によって話題も見せ方も変わってくる。テレビを過信せず、インターネットなども使って多くの情報を得てほしい」と生徒に呼びかけていた。
参加した同中の小畑まいさん(1年)は「カメラを前にすると、緊張して原稿がうまく読めなかった。本物のアナウンサーの人が、かっこよく思えてきた」と感想を話していた。
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