4月3日に告示され、12日に投開票される神奈川県議会議員選挙で、定数3人の港南区では現職3人、新人1人の計4人が出馬を表明している。本紙調べ(2月9日現在)。
自民党の桐生秀昭氏(64歳/3期)と、民主党の浦道健一氏(46歳/1期)、公明党の高橋稔氏(59歳/2期)の現職3人は早々に立候補を表明しており、連続当選を狙う。加えて、無所属で新人の田中米一氏(75歳)が無投票となることに懸念を示し、1995年以来、連続6回目の県議選に挑戦する意向だ。
一方、他陣営は共産党が公認候補擁立を検討しているが、具体的に名前は上がっていない。その他の政党は現時点で動きがない。2011年に行われた前回の県議選は、すでに立候補を表明している4人で争われており、今回も同様の構図になる可能性が高いとみられている。
4氏の訴えは
桐生氏は、アベノミクスによる地域経済の再生と活性化や、担い手育成などの農業政策、ライフイノベーション国際戦略総合特区、ロボット産業特区の推進、県民の安全安心を訴える。
浦道氏は、1期目から訴え続けている労働や非正規雇用などの雇用問題に引き続き力を入れるとしたほか、警察官を増員させるなど治安の向上が体感できる取り組みをするとした。
高橋氏は、急速な高齢化の中で「人が生きる地方創生」の推進を掲げる。女性と若者が活躍できる環境づくり、認知症の早期対応、中小企業支援、格差なき教育環境の整備を行う方針。
田中氏は、子どもを増やし、育てるために、男性の給与を上げ、女性は子育てに専念できるような社会にしていきたいと話すほか、政務活動費の完全透明化を訴えている。
前回は桐生氏トップ
11年の県議選は桐生氏が3万2467票でトップ当選を果たし、次に浦道氏が2万3169票、高橋氏が1万6426票と続いた。次点となった田中氏は9948票を獲得している。投票率は47・71%だった。
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