地域の居場所づくりなどに取り組む「さわやか港南」(川辺裕子代表)と上永谷の禅寺・貞昌院が毎年新春と夏の年2回開催している「さわやか寄席」が11日、同寺の本堂で開かれ、80人を超える人がつめかけた。
高座には江戸紙切りの桃川健さん、落語家で真打の金原亭馬治(きんげんていうまじ)さんのほか、馬治さんから同寺で毎月落語を教わっている永野小学校4年生の菱沼花帆さん、青柳瑞鳳(みずほ)君の2人も登場。今回の寄席は2人にとって、2年ぶり2回目の発表会の場となった。
青柳君は師匠の馬治さんが以前さわやか寄席で披露し、「挑戦してみたい」と話していた「牛ほめ」、菱沼さんは「元犬(もといぬ)」をそれぞれ披露して会場の笑いを誘った。
演目を終えた2人の児童は「本番で何回も間違えてしまった」と悔しそうに話していたが、馬治さんは「度胸もあるし、これだけできるのは大したもの。2人とも今時珍しく素直なのがいい」と称えていた。
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