ドライバー飛距離２８０ヤードが強みの鶴岡さん
栄区の上郷中学校出身で、第百ゴルフクラブ（栄区上之町）で練習を行う鶴岡果恋さん（湘南学院高等学校３年）が、先月行われた「神奈川県アマチュアゴルフ選手権」に出場し、スコア68で優勝した。今月20日から23日まで、奈良国際ゴルフ倶楽部で開催される「第59回日本女子アマチュアゴルフ選手権」に出場する。
鶴岡さんは２人の兄の影響を受け、９歳でゴルフを始めた。「兄の練習する様子を見てすごく楽しそうと思った」と振り返る。才能は次第に開花し、小学６年生の時に出場した「ゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップ」では、スコア71で優勝。中学２年生では、米・フロリダ州で行われたブリヂストン主催のジュニアゴルフツアーに日本代表選手として参加するなど、成績と経験を積んできた。
スイング改造
しかし、昨年は成績が伸びず不調が続いていた。
そんな中、所属するＴＥＡＭ ＫＧＡ（関東ゴルフ連盟）の指導者の勧めもあり、スイングを大きく改造することを決意。「これまで打ちやすいスイングをしてきたが、来年のプロテストを見据えて変えることを決意した」と鶴岡さん。プロのスイングを研究し、「まだ完成形ではないものの、着実に成績につながってきた」と手応えを感じている。
平日は練習、休日は試合と、中学生の頃は友人と遊べない生活に葛藤もあったが、プロを目指して励んできた。「将来は韓国のイ・ボミ選手のように、笑顔で皆に好かれるプレーヤーになりたい」と抱負を語った。
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