港南区野庭町の「関東学院のびのびのば園」で先月27日、子どもたちの居場所づくりの取組「のびのびの場」が開かれた。小学3年生から中学1年生までの子どもたち17人が参加し、春休みのひと時を楽しんだ。
幼保連携型認定こども園の同園が、調理室などの施設や人材を生かして地域の子どもたちが安心して過ごせる場所を提供しようと企画。1食100円で食事を提供した。昨年12月にも開催し、今回が2回目。
この日、子どもたちは関東学院大学栄養学部の学生の手ほどきを受けながらナンづくりに挑戦。慣れない手つきでこねながら、焼きやすいように生地を広げた。子どもたちにはバターチキンカレーが提供され、「おいしい」と頬張っていた。トランプや本などが用意され、子どもたちは思い思いに楽しんだ。
「施設や人材が生かせたらと企画した。食べることとその過程の大切さを感じてもらえたらいい」と同園の地域プロジェクトリーダーの石井雄輝さん。次回は夏に開催する予定だという。
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