2期目議員による市政報告 86 新公会堂、着実に利便性・安全性向上 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
港南区総合庁舎が竣工してから1年半が経過しました。今後、旧庁舎跡地で新しい公会堂と土木事務所の建設が着手されます。先の定例会決算特別委員会で庁舎整備後の評価や公会堂整備の進捗状況を確認しました。
屋根付き歩行者空間実現
私は再三、新しい公会堂と地下鉄駅出入口をつなぐ屋根付き歩行者空間の設置を要望してきました。2015年の定例会における私の質問に対し、市側から設置する方針が示されたところです。今回も市の取組を指摘し、市側は「設置に向け、地下鉄構造物への影響範囲を検討している。設計前の事前調整を関係局と行っている」とし、整備実現に向けて大きく前進していることが明らかになりました。
バス停については「公会堂の敷地内に広場を設置し、バス待ちスペースや歩行者動線としても利用できるような環境改善を行う」と答弁しました。駐輪場の設置を求めた要望に対しては「附置義務は生じないが、条例に準じた駐輪場が整備できるよう、候補地の検討など行う」とする方針を示しました。
また、現消防署は鎌倉街道に面していた旧消防署に比べて奥まった位置にあり、「緊急車両がメイン道路に出るまで時間がかかるのでは」といった懸念の声がありましたが、約1年半の運用の中で問題はなかったことが明らかになりました。
私の質問に対し、区政支援部担当部長が「新庁舎は歩行者や交通量が少ない道路に面し、スムーズな出動が可能になった。移転に伴う影響は特にないと聞いている」と答弁しました。
新しい公会堂について「土木事務所と合築のため、建物全体の耐震性能を建築基準法で求められる1・5倍で設計。電気室を3階に設置し、浸水時でも電源確保が可能。さらに区役所、消防署、土木事務所が近接することで災害時の連携を一層強化できる効果がある」と答弁しました。
これからも区民の皆さんにとって安全安心のまちづくり、利便性の高い施設づくりの実現を目指して取り組んでいきます。
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