JICA横浜センターの所長を務める 熊谷 晃子さん 54歳
好奇心原動力に国際貢献
○…「根岸に住んでいた頃とずいぶん違いますね」と20年ほど前のみなとみらいを振り返る。社宅から都内の国際協力事業団(現・国際協力機構/JICA)の本部に通う車窓越しに眺めていた地は、今や横浜を代表する観光スポットに生まれ変わった。「開港の地である横浜は、先陣を切って世界に窓を開いたところ」と語り「前向きで明るい雰囲気が魅力」と語る。
○…開発途上国の社会保障システム構築などを支援する本部の人間開発部から、昨年11月15日付で横浜センターへ。同センターは海外からの研修員受け入れや、国際協力の情報発信、ボランティア派遣、途上国へ進出する中小企業支援、移住者・日系人の支援など幅広く事業を展開する。なかでも、海外移住の歴史をひも解く資料館は横浜ならではだという。小中学校や大学、企業なども学習や研修で訪れる。「移住について正しい理解が広がれば。無料ですのでお気軽にお越しください」と呼びかける。
○…大阪府出身。子どものころから好奇心が強く、海外への興味は強かった。大阪外国語大学に進学後、仕事で海外を渡り歩いていた祖父に「中国はこれからの国だから」と勧められ、中国語を専攻。両政府の奨学金による交換留学生として1年半現地で学び、就職先に選んだJICAでは中国駐在も経験した。近年は名古屋の中部国際センター所長、本部の人間開発部部長を歴任した。
○…息抜きは美術館めぐりやクラシックコンサート。風景画や風俗画、静物画が好き。眺めていると、作者の想いが伝わるようで当時の日常の営みに創造力が掻き立てられる。コンサートは「演奏だけでなく楽団員や指揮者の動きを見るのが面白い」とはにかんだ。また休日に味わうワインも楽しみの一つという。
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