栄区の田谷町で整備が進む高速横浜環状南線や雨水幹線下水道の工事現場の見学会が18日に行われた。参加したのは田谷町内会のメンバーら約30人。日頃では見ることの出来ない地下の現場を熱心に見入っていた。
田谷地区では現在、大雨による浸水被害の軽減を図るための「栄処理区大面川第二雨水幹線下水道」と、「圏央道横浜湘南道路・高速横浜環状南線」の整備工事がそれぞれ進んでいる。地区内で進む工事の状況を地元住民に知ってもらおうと、同町内会がそれぞれの工事関係者に打診し、見学会が実現したという。
下水道工事では掘削するシールド工法の現場を見学。参加者は直径12・5メートル、深さ約24メートルの立坑から入り、約300メートル先まで歩いた。また両道路の現場ではケーソンと呼ばれる橋梁下部の基礎や橋梁上部の鋼橋の架設状況を見学した。参加者はカメラやメモを手に熱心に現場担当者の話に耳を傾けていた。
同町内会の加藤重雄会長は「田園風景がなくなり、さびしい面もあるが、改めて整備の大きさに感激し、地域の誇りでもあるように感じた。ジャンクションだけの街にならないよう、古いものも大切にしながら国や市、区、事業者と連携し、田谷の将来を考えていきたい」と話した。
![]() 桁の架設を見学する参加者
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