3期目議員による市政報告 97 自然災害、即効性ある対策を 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
全国で自然災害が猛威を振るっています。横浜市では9月3日のゲリラ豪雨、台風15号・19号で被害がありました。ゲリラ豪雨では日野川に近い日野7丁目付近で浸水被害がありました。日野川では現在、時間雨量50ミリに対応した河川改修を進めていますが、今回は消防局港南台出張所で86ミリを記録しました。
この浸水に関する住民説明会も開催され、様々なご意見があったと聞いています。被害と河川改修の状況、市の対応について、10月2日の決算特別委員会で質問しました。
水位計とカメラ設置へ
管轄する道路局の答弁によると、原因について「今回の降雨が河川、水路、下水道管きょの排水能力を超えるものだったと認識」としています。浸水被害が発生した場所に土のうステーションを設置すべきとの私の提言に対し、「港南土木事務所と連携し、設置場所の選定や運用について、地域と相談して設置を考えたい」との方針を示しました。さらに「日野川の状況をリアルタイムで把握し、避難行動に役立つ水位計と監視カメラの設置を検討する」と答弁しました。
日野川の河川改修を着実に進めていくことが何よりも重要です。市に対しては、改修をこれまで以上にスピード感をもって進め、ハード・ソフトの両面から即効性のある対策に取り組むよう強く要望しました。
安全安心な自転車環境へ
自転車を取り巻く環境整備についても指摘しました。「自転車駐車場の附置等に関する条例」が施行され半年が経過しました。放置自転車対策は喫緊の課題であり、制度の周知徹底と市の積極的な取り組みを求めました。
また10月1日から神奈川県の条例により自転車損害賠償責任保険等の加入が義務付けられました。8月の調査では横浜市民の半数が未加入であることがわかりました。自転車事故が起これば、被害者はもちろん、加害者にとっても大きな負担が発生します。市に対し、加入率100%をめざした効果的な周知に取り組むよう求めました。
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