神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2020年1月16日 エリアトップへ

横浜市まち普請事業 港南区2案が2次審査へ 集会所・カフェ整備めざし

社会

公開:2020年1月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
集会所建設提案のある「たかのす公園」
集会所建設提案のある「たかのす公園」

 住民が地域課題解決のための施設整備に関する提案を行い、市が助成をする「まち普請事業」の2次コンテストが今月25日に行われる。港南区内からは集会所やコミュニティカフェの設置に向けた2提案が審査される。

 同事業は住民が主体となって地域課題に関する提案をすることにより、地域の実情に合ったまちづくりの実現をめざすもの。今年度は市内各地域から12の提案があり、6提案が1次の公開審査を通過した。25日に行われる2次コンテストには5提案が臨み、選考されれば最大で500万円の助成が受けられる。

 港南区内からは2つの提案が2次コンテスト通過を目指している。日野南地域の「コミュニティカフェの新設」と港南台地域の「たかのす公園集会所建設整備計画」だ。

住民が集える場所を

 日野南地域でコミュニティカフェの設置を目指しているのは「みんなが繋がる憩の家 icocca(いこっか)作り隊」で、3年ほど前にPTA活動で知り合った池田邦子さんと鳥海知恵子さんを中心に活動している。飲食店だった店舗を改装してキッチンの整備やトイレのバリアフリー化を行い、誰もが集える居場所を整備するという。


 きっかけは子ども会の代わりに2人が立ち上げた「そうだ!何しよう会」での活動。住宅街の広がる同地域には地区センターなどがなく、各種イベントの企画を続ける中で「誰でもいつでも行けるような常設の居場所を作りたい」との思いに至ったという。

 一方、港南台地域ではたかのす自治会のメンバーが中心となり、地域の関係者なども巻き込んで集会所計画チームを発足。集会所は自治会が発足してから40年来の念願だったが、用地の問題などをクリアできず今日まで実現に至っていない。

 都市公園法の改正などを受け、公園内に建築面積50・5平方メートルの集会所を建設するという今回の提案について、メンバーの仲谷利理さんは「公園内なので、市に認めてもらえるような公共性や地域性のある提案でないといけない。コンテストでもしっかりPRできれば」と思いを語る。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

全地点で上昇

港南・栄公示地価

全地点で上昇

宅地は駅徒歩圏内が高値

4月17日

「お悔やみ窓口」全区設置へ

横浜市

「お悔やみ窓口」全区設置へ

秋から、遺族の手続き補助

4月17日

「AI語り部」、児童に初披露

港南区の平和祈念館

「AI語り部」、児童に初披露

県が開発 戦争体験継承へ

4月10日

「情報登録」で高齢者支援

横浜市

「情報登録」で高齢者支援

孤独死などに備える

4月10日

「はっちサテライト」新設

地域子育て支援拠点

「はっちサテライト」新設

8日から イオン港南台店

4月3日

外国ルーツに学習支援

栄区NPO地球学校

外国ルーツに学習支援

県が活動を表彰

4月3日

さかえ横浜会議 スマホぽちぽち まなび@カフェ

スマホしながらお茶しましょう(参加者募集 4月12日 あーすぷらざ 14時~)

https://entry.headway.jp/sakae-yokohama/20250412sppcr/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook