公共施設の利用制限が続き、各種スポーツ団体の活動自体が難しくなっている中で港南区の日限山少年剣友会がオンラインでの剣道稽古を始めた。子どもたちの運動不足解消だけでなく、生活リズムの改善や仲間とのコミュニケーションによる気分転換など好影響を生んでいるようだ。
これまで日限山少年剣友会は地元の日限山小学校体育館を練習場所としてきたが、新型コロナウイルスの影響で2月末頃から体育館が使用できず、稽古がほとんどできない状況だった。これを受け、子どもたちの体力低下などを懸念した指導者らがオンライン会議用アプリ「ZOOM」を使って4月5日から素振りや体幹トレーニングなどを開始したという。
同剣友会に現在所属するのは小学3年生から中学3年生まで12人。子どもたちは保護者のパソコンなどを使って平日は毎朝15分間、夕方30分間の稽古に参加し、土日は午前9時から11時までみっちり自宅で汗を流している。「毎日仲間と会えるから寂しくない」といった声が聞かれ、また保護者からも「今の状況で乱れがちな生活リズムが整うのでありがたい」と喜ばれているという。
指導にあたる越間翔太さん(32歳)は会社員で現在テレワーク中といい、「以前よりも多く子どもたちと『会って』話ができる。指導者の方が毎日元気をもらっている」と思いを語った。
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