小編成で2年ぶり
県立横浜南陵高校(港南区日野中央)吹奏楽部が11月21日に開かれる日本管楽合奏コンテストに出場する。音源審査を通過した全国の小中高校による大会で、同部が出場するのは3〜15人編成の高校S部門で、2年ぶりの全国大会となる。
同部の部員は今年度、3年生5人、2年生2人、1年生6人の13人。コロナの影響による休校などで1年生は夏前まで参加できなかったが、部長を務める小杉真衣さん(3年・日野南中出身)は「小編成は個々の音が問われるけど、1年生に経験者が多く、演奏がしっかりしていたのでここまで仕上げることができた」と語る。同部は自由曲「夢への冒険」(作曲・福島弘和)を演奏する。
例年全国大会は文京シビックホール(東京都)で開かれていたが、今年はコロナの影響でホールでの演奏は行わないことに。代わりに各校で演奏動画を撮影し、動画審査を行う。動画配信も行われ、有料チケット(各回1000円)を購入するとパソコンなどで視聴ができ、購入者は今回特別に創設された「観客投票最多賞」に一票を投じることができるという。
部長の小杉さんは「できればやっぱり大きなホールで演奏したかった。でも今まで練習してきたことをしっかりと表現して、笑顔を届けたい」と力を込める。
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