現在工事中の粗大ごみを受け入れる敷地（８日撮影）
横浜市は２月１日、市民が粗大ごみを直接持ち込める自己搬入施設を栄区上郷町にオープンさせる。一方、同様に粗大ごみの受け入れを行ってきた港南資源回収センター内の施設は１月31日をもって終了する。
新たに粗大ごみ自己搬入施設「栄ストックヤード」が開設されるのは環状４号線沿い、栄区上郷町の市資源循環局栄事務所の敷地内。
市資源循環局の担当者によると、主に横浜南部の市民に利用されてきた港南資源回収センター内のストックヤードは施設が手狭だったため、大掃除シーズンの年末には利用者の車列が長く伸びることもあったという。こうした事態に対応するため、広い敷地がある栄事務所内に開設することを決めた。
栄ストックヤードは他の施設と同様、事前に申し込み手続きを行えば、栄区以外の横浜市民も利用できる。初日２月１日から６日までは午前中のみの受け入れ。これまで栄事務所前で古紙類やプラスチック製容器包装などの資源物を受け入れを行ってきた「栄区センターリサイクル」も２月１日から同一敷地内で継続するという。
同局では新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対応としてホームページなどで「緊急性の高い持ち込み以外は控えてほしい。持ち込む場合は最小限の人数で来場し、荷下ろしを自身で行ってほしい」などと協力を呼びけている。
栄ストックヤードへの持ち込みは事前に粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要。申し込みはインターネットやＬＩＮＥ、チャットのほか、電話でも受け付けている（ナビダイヤル【電話】０５７０・２００・５３０／携帯電話やＩＰ電話などの定額制や無料通話のサービス利用【電話】０４５・３３０・３９５３）。
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