神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2021年1月21日 エリアトップへ

港南区の高校生 駐日大使と対話実現 コロナでオンライン活用

社会

公開:2021年1月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
大使とオンラインで対話する高校生(上)と実際の画面
大使とオンラインで対話する高校生(上)と実際の画面

 コロナ禍で対面活動に制約がある中、港南区に拠点を置く「インターナショナルスクールネットワーク」の高校生が15日、「マルタ共和国」の駐日大使とオンラインで対話を行った。同団体は世界の識字率向上を目指しており、今後の活動への協力などを求めた。

 同団体は高校生が中心となり、大使館や国連機関への取材を通じて世界各国の文化や課題をウェブ上や広報物で発信し続けている。現在は途上国の識字率向上を1つのテーマとし、各国大使やアフリカの高校などと関係づくりを進めている。

 そんな中、今月6日にマルタ共和国のアンドレ・スピテリ駐日大使から同団体に取材依頼の打診があった。同国の駐日大使館は昨年9月に開設されたばかりで、PRに意欲的だったという。

 同団体責任者の仁科雅之さんは「本来いろいろな人と会う機会の多い大使も、コロナでそれがなくなっている。オンラインでの対話は日程調整も容易で、今回はスムーズに進められた」と話す。


 15日の午後7時、オンラインツールの画面上に大使が姿を現すと、高校生メンバーらは緊張した様子ながらあいさつを交わした。大使は終始にこやかで、「日本でマルタというと、どこ?ではなく、何?と聞かれてしまう。認知度を上げていきたい」と語った。識字率向上プロジェクトについては「今決めることはできないが、素晴らしいものなのでぜひ進めていきたい」と笑顔で答えた。

 高校2年生でディレクターを務める仁科かれんさんは「大使とのオンラインでの対話は初めてで戸惑うこともあったけれど、しっかり思いを伝えることはできたと思う」と感想を話した。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

全地点で上昇

港南・栄公示地価

全地点で上昇

宅地は駅徒歩圏内が高値

4月17日

「お悔やみ窓口」全区設置へ

横浜市

「お悔やみ窓口」全区設置へ

秋から、遺族の手続き補助

4月17日

「AI語り部」、児童に初披露

港南区の平和祈念館

「AI語り部」、児童に初披露

県が開発 戦争体験継承へ

4月10日

「情報登録」で高齢者支援

横浜市

「情報登録」で高齢者支援

孤独死などに備える

4月10日

「はっちサテライト」新設

地域子育て支援拠点

「はっちサテライト」新設

8日から イオン港南台店

4月3日

外国ルーツに学習支援

栄区NPO地球学校

外国ルーツに学習支援

県が活動を表彰

4月3日

さかえ横浜会議 スマホぽちぽち まなび@カフェ

スマホしながらお茶しましょう(参加者募集 4月12日 あーすぷらざ 14時~)

https://entry.headway.jp/sakae-yokohama/20250412sppcr/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook