市政報告 桜岡小、下永谷小 建替えへ 市会議員 たのい一雄
横浜市では、「横浜市立小・中学校施設の建替えに関する基本方針」に基づき、1981年度以前に建設した学校施設の建替え事業を2017年度から進めています。この度、基本方針に掲げている小学校273校と中学校111校の計384校のうち、平均築年数などを勘案し、市は新たに4校について学校建替えの検討に着手します。
この4校の中に、港南区の桜岡小学校と下永谷小学校が選ばれましたので報告いたします。
区内には21小学校、10中学校の計31校があります。桜岡小は歴史が深く1912年創立で110周年を迎えます。私の母校でもありPTA会長を務めたこともあります。
そして、下永谷小は1968年に桜岡小から独立開校し、築50年以上が経過。桜岡小から分離独立する際に、当時桜岡小のPTA会長を父親が務めていました。この時、父が国旗の掲揚ポールを下永谷小に寄贈し、今でもその「石板」が校舎の前に敷いてあります。このように『縁』のある学校が建替え検討着手することになりました。
今後、地域課題の解決など、周辺住民の声を聴きながら建替事業を進めていきます。建替えまでの目安は▽1年目に基本構想▽2年目に基本設計▽3年目に実施設計▽4年目以降に建替工事となり、建替え等に伴う児童や地域の負担軽減を考慮し進めていきます。
木造建築で脱炭素目指す
都市部の木造化・木質化を推進する「森林を活かす都市の木造化推進議員連盟」に参加している私から両小学校の木造建築を提案していきます。脱炭素社会の実現を目指すため、菅総理が宣言したように2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を推進する必要があります。神奈川県産の木材を使用し、屋上緑化を進め、太陽光パネルを設置するなどSDGsの観点も取り入れながら、初年度の基本構想段階から2校の建替え検討に尽力していきます。
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