IRに代わる施策を求む 市政報告 横浜の未来を考えた財政を 市会議員 たのい一雄
横浜市に新市長が誕生し、初めての市会第3回定例会が10日に開会しました。そこで所信表明をした山中市長は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致について、公約通りに、「誘致撤回」を正式に発表しました。
林文子前市長は企業経営者の視点で、人口減少社会と少子高齢化社会を見据え、税収減少を補うための市政運営を12年間にわたり進めてきました。国の法整備に合わせ、横浜市でも議会で熟慮を重ね議決。私は最後までIRを推進する林文子前市長に賛成の立場を貫いてきました。IR無き後の横浜の未来に経済界から、不安の声があるのも事実です。
「財源の具体策を」
今後、横浜では人口減少社会の到来を迎え、現在378万人の人口が2065年には20%減少し、302万人と推計されています。しかも、老齢人口(65歳以上)1人を、支える生産年齢人口(15歳〜64歳)は表にあるように約2・5人から1・5人とこのままでは若い世代にツケが回ってしまうのは目に見えています。市民が選んだ市長には是々非々で対応していきます。山中市長には財源不足を補う手段として検討していたIRに代わる「新たな財源」を捻出する具体的な施策を示して欲しいと思います。
ワクチン接種強化へ
菅総理が先頭に立ち進めてきたワクチン接種の強化を横浜でも加速させます。9月補正予算案に、接種事業へ239億円を計上。集団接種と個別接種、大規模接種の強化を図っていきます。
市民の多様なライフスタイルに合わせて、交通アクセスの良い場所へ新たな接種会場を設置。9月22日(水)に「慶應義塾日吉キャンパス」、10月中旬には「横浜駅西口ローズホール」と「磯子センター」に設けます。さらに、港南区では23日(木)から港南スポーツセンターでの夜間(17時以降)接種を始めますので市のウェブページで確認してみてください。市長は変わりましたが、引き続き港南区民、横浜市民の生活のために議会でしっかり議論をします。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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