市内初の複合公共施設「SAKAESTA」の館長を務める 蒲生 清孝さん 栄区在勤 46歳
本郷台のプラットホームに
○…地区センターと地域ケアプラザ、区民活動センターが一体となった横浜市初の複合公共施設「SAKAESTA(さかえすた)」の館長に就任。福祉・保健活動の拠点機能に加え、住民交流の場としての取り組みなど、やることは多い。「コロナ禍にあわせた形で気を遣うこともあるが、職員31人、ひとり一人の思いを確認し、新たな施設を作りあげていきたい」と前を見据える。
○…「福祉の道は母親が姉に勧めていた。将来のことを考えた時に、それが頭に残っていた」。福祉を学ぶ専門学校と社会福祉士の受験資格を取るための通信制大学を掛け持ちして、勉強に励んだ。その後、横浜市福祉サービス協会の職員として20年以上、現場に携わるプロフェッショナルだ。特養での介護職や泥亀ケアプラザ(金沢区)の副所長を経て、2019年には、小菅ケ谷ケアプラザの所長となった。「初の取り組みで注目も高い。(三者が)お互いを知る所から始め二人三脚で進めていきたい」
○…東京都町田市出身。小学4年生の時、同級生に誘われ空手道場「山崎松濤會」で武道を習い始めた。白色や茶色など階級で分かれている帯の色が中学生で初段となり黒帯に。黒帯にふさわしい空手家になるため「人の倍練習し、頑張る気持ちが強くなった」と当時を振り返る。空手部がある都立高校へ進み、めきめき上達。高校時代は対戦形式の組手で町田市3位、都大会ベスト16になる実力をつけた。
○…子ども向けのバレンタインの菓子作りや昭和歌謡、ウォーキング講座など自主事業を企画している。施設は本郷台駅から徒歩3分の好立地。「駅からまっすぐ歩き、商店街を抜けると『さかえすた』がある。人の集まれるプラットホームになれれば」と意気込む。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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