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港南区・栄区版 公開:2022年4月21日 エリアトップへ

野庭町認定こども園 「親子で楽しむ」レシピ完成 無印良品が協力

コミュニティ文化

公開:2022年4月21日

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レシピを手にする「のびのびのば園」の石井さん
レシピを手にする「のびのびのば園」の石井さん

 港南区野庭町の幼保連携型認定こども園「関東学院のびのびのば園」(仲程剛園長)がこのほど、「親子でつくれる簡単レシピ」集を完成させ、市内各地で配布を開始した。レシピは無印良品の商品を活用したもので、同園の担当者は「おうち時間を親子で楽しんでもらえたら」と話している。

 レシピ集には「簡単!ナンを使ってピザ」「焼バウムのサクサクパフェ」など、無印良品の商品をアレンジした11のレシピが掲載されている。関東学院大学栄養学部の細山田洋子教授のゼミ生たちの協力を得て、「親子で簡単に楽しめる」をコンセプトに考案された。学校給食などを専門とするゼミのため、子どもたちに必要な栄養バランスにも配慮した。

 レシピは市内の無印良品店舗、近隣の学校や地区センターに配布した。

コロナ禍に負けず

 同園では従来、地域の乳幼児親子などが安心して過ごせるようにと、園内の一部を「のびのびの場」として開放し、居場所づくりに取り組んできた。

 だが、コロナの感染拡大以降の間はその活動を休止せざるをえなかった。同園の石井雄輝さんは「中断が2年続いて、このまま消えてしまうのはいやだった」と話し、「何かできることを、とおうち時間に着目して、親子で調理体験を楽しんでもらうことを考えました」と思いを語る。

 同園は昨年、近隣にオープンした無印良品港南台バーズの協力で親子参加型のワークショップを夏に実施した経緯もあり、今回のレシピを活用して「親子料理体験」イベントも企画。感染拡大の時期と重なり、開催には至っていないが、状況を見ながら実現をめざすという。

 今後について同園の石井さんは「参加する親子も、そしてそれを目にする地域の人たちも、みんなが心温まるようなイベントを実施できたら」と思いを語る。5月21日にはエコバッグを使ったワークショップを地域の子ども向けに企画しているという。問合せは同園(【電話】045・845・0876)へ。

関東学院大学の細山田ゼミのメンバー
関東学院大学の細山田ゼミのメンバー
▲レシピの制作活動の様子(動画)
▲レシピの制作活動の様子(動画)

〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

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