市政報告 区政に情報通信技術生かす 市会議員 たのい一雄
ウクライナ情勢や新型コロナウイルス感染症などさまざまな問題がありますが、地元・港南区の話題を報告します。
港南区の自主企画事業費である「個性ある区づくり推進費」に1億759万円の計上があります。その中で横浜市が掲げる「横浜DX戦略」に港南区が「デジタル区役所」のモデル区となり、この4月から始動しています。デジタル技術を活用した迅速・効果的に伝わる情報発信に取り組むとしています。
パソコンやスマホ等を活用したオンライン相談窓口や広報のデジタル化に加え、自治会町内会の「ICT活用支援」も掲げています。自治会町内会への加入率は減少傾向にあり、高齢化や役員の成り手不足など自治会町内会の円滑な運営や活動を行う上での課題が多くあるので情報通信技術「ICT」を活用し、役員の負担軽減やICTに慣れ親しんだ若い世代が自治会活動に参加しやすくすることなどを目的に、活用検討の支援や機器導入に関する支援で環境作りをサポートします。老若男女が住む港南区ですので、ICT活用に親しみのない人が取り残されないような施策も両輪で展開し、きめ細かい区政運営を望みます。
利便性向上へ尽力
市営地下鉄と京浜急行との乗り換え駅で乗降客数が多い「上大岡駅」では昨年7月から駅の大規模改良工事が行われています。京急連絡改札口側に地上からホームまでのエレベーターを増設する工事が来年度中を目途に完成予定です。高齢の皆さまやベビーカー利用の方などの利便性が向上します。また、港南区役所や港南警察署、港南公会堂が集積する市営地下鉄「港南中央駅前」にあるバス停「港南区総合庁舎前」についても、歩行者やバス待ち利用者、駅利用客の混雑を解消するために公会堂前を候補にバス停を増設する方向で話が進められています。
駅利用者やバス乗降客の利便性が向上するように引き続き注視していきます。市全体の施策に加え、地元・港南区でもしっかり動いています。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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