圏央道の未開通区間となっている高速横浜環状南線(釜利谷JCT〜戸塚IC)と横浜湘南道路(栄IC・JCT※仮称〜藤沢IC)について、国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路(株)は発表していた開通時期を見直すことを、このほど発表した。
栄区の公田町に公田IC(仮称)を田谷町に栄IC・JCTを整備する横浜環状南線は延長約8・9Kmの自動車専用道路で2025年度の開通予定だった。一方、田谷町と藤沢市城南を結ぶ、横浜湘南道路(延長約7・5Kmの自動車専用道路)は、24年度の開通をめざしていた。
しかし、国交省、東日本高速、神奈川県、横浜市の4者からなる「県圏央道連絡調整会議」の中で、横浜環状南線では桂台地区のトンネルにて巨大掘削機「シールドマシン」の故障で21年7月から1年弱、堀進を停止していた。また、横浜湘南道路ではシールドマシンが境川付近で支障物に接触し、19年11月から1年7カ月工事が中断。
環状南線、湘南道路共に、全線の7割程度がトンネルのため国交省と東日本高速ら事業者は「現時点において、全体事業工程を正確に把握することは困難な状況」とした上で「24年度(湘南道路)及び25年度(環状南線)の開通は困難であり、新たな開通目標についてはトンネル堀進の状況等を踏まえ改めて公表する」とした。
未開通区間が整備されると横浜港と首都圏内陸部の所要時間が短縮され、物流効率が良くなり、地域経済活性化などが見込まれている。
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