神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2022年10月13日 エリアトップへ

9月15日付で港南警察署の署長に就任した 村野 英明さん 港南中央通在勤 56歳

公開:2022年10月13日

  • LINE
  • hatena

縁を胸に 安心安全な区に

 ○…初の署長職に「区の治安の最前線を担う重責を感じる」と気を引き締めるも、「ここは『第二の故郷』。縁に恵まれているなと思う」。港南区は妻の出身地で、区長や消防署長をはじめ、横浜市役所に出向していた頃の知己が数多くいる思い出の地。そして2011年からの約7年は、家族の介護のため毎週末を港南区で過ごす「週末区民」だった。懐かしさと人の縁を胸に、区民の安全安心のため尽力する。

 ○…港北区出身。幼少期は手先の器用さを生かし整備士や料理人を夢見ていたが、近くに交番があった縁で高3の頃警察官に勧誘された。試験合格後やはり断わろうとするも、祖父が泣いて喜ぶ姿を見て翻意。それでも心は揺れ続け、警察学校入校当日も「本郷台駅から歩きながら、やっぱりやめようかと迷っていたら学校に着いちゃった。今でも思い出すよ」。

 ○…交番勤務を皮切りに、計10年の機動隊勤務など警備畑を中心に歩んできた警察官人生。職務を全うする中、考え方の幅を広げたのが計約4年・2回の市役所への出向だ。行政や住民と連携して業務を遂行し「向かう方向は同じでもアプローチの仕方は色々あると身をもって学べた。当時の仲間とまたここで働けるのは感慨深い」。

 ○…趣味は50歳で始めた剣道。機動隊の仲間に教わり、今では三段の腕前だ。機動隊を離れた今も、従兄弟が代表を務める「港南台剣道クラブ」で竹刀を振る。「継続は力なり」を信条に剣道も仕事も鍛錬を続け、「これで大丈夫、と思う日はないよ。思った瞬間に成長は止まる」ときっぱり。剣道の魅力は「階級や世代を超えて多くの人とのつながりができた。それが一番かな」。人の縁を大切にし、第二の故郷をよりよいまちにすべく全力で邁進する。

港南区・栄区版の人物風土記最新6

高野 しのぶさん

助産師として市内小中学校の児童生徒を中心に性教育の授業を続ける

高野 しのぶさん

戸塚区舞岡町在住 45歳

11月14日

川端 邦治さん

設立30周年を迎える港南台地域ケアプラザの所長を務める

川端 邦治さん

港南台在勤 55歳

11月7日

永田 尚紀さん

吹奏楽団「NPO法人横浜ポップスウインドオーケストラ」の理事長を務める

永田 尚紀さん

本郷台在住 48歳

10月31日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

10月24日

徳原 太朗さん

神奈川県港南警察署長に就任した

徳原 太朗さん

港南区在勤 59歳

10月17日

橋本 大地さん

横浜市内出身で大日本プロレスの看板レスラーの1人として活躍する

橋本 大地さん

川崎市在住 32歳

10月10日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月31日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

  • 10月17日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook