未来ある子どもに「ツケ」は回さない 市政報告 イベントロードで横浜活性化へ 市会議員 たのい一雄
新型コロナウイルス第8波の懸念もありますが、日本経済活性化のため、横浜市も対策を進めていかなければなりません。港南区内では、私が会長を務める港南区子ども会連絡協議会の季節行事やこうなん子どもゆめワールド、各商店会が中心となり開催したハロウィーン企画など、横浜の未来を担う子どもが笑顔で楽しむ姿を久しぶりに見ることができ、嬉しい気持ちになりました。
山下ふ頭が「鍵」
横浜市は人口減少と少子高齢化に伴い市税収入の減少や社会保障費の増加により、長期財政推計で2065年度には2000億円を超える収支不足が見込まれています。横浜の子どもに財政不足という「ツケ」を回さないためにも私が10年以上前から誘致を呼びかけている「大規模な観客席を設けたイベントロード(施設)」を市へ提案し、財政健全化への糸口にできればと考えます。
イベントロード建設の候補地として私が考えている「山下ふ頭」は再開発の新たな事業計画策定に向け、民間事業者から魅力的な構想が公表されています。私も過日、事業提案を進めている関係者などと情報交換をし、横浜にふさわしいイベントロード実現の可能性を探っています。
365日賑わいを
リオのカーニバル会場のようなスタンドを整備し、電気自動車の国際カーレース「フォーミュラE」や横浜開港祭、大規模な仮装行列、マーチングバンドの大会等のイベントに加え、冬場のスケートリンクや五輪競技のスケートボード、BMX(自転車競技)など各種スポーツの会場にと春夏秋冬・365日、常に賑わう横浜を目指していきたいと考えています。
山下ふ頭再開発に向けた市民意見には「海・みなと」「国際性」「賑わい・楽しさ」などの声が多く、事業者提案にはエンターテインメント機能や水辺・親水機能、文化芸術機能のほか、スタジアム等のスポーツ機能やホテル等を複合的に導入していく10プランがありました。どれも魅力的な内容で、提案の開発効果には投資見込み額が約1000億円から8000億円と幅はありますが、横浜経済活性化に繋がることが大いに期待できます。横浜経済界からの声もありますので、引き続き活動を進めます。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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