3期目議員による市政報告 135 第3回定例会決算総合審査より 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
第3回定例会決算総合審査から「共創の視点からの高齢者支援」や「道路損傷通報システム」「地域におけるDXの推進」について報告します。
共創からの高齢者支援
長期の新型コロナ禍により、一人暮らしの高齢者などはデジタル機器の扱いが苦手な方も多く、一層の孤立を招いている実態があります。そのような中、横浜市では共創の視点から「官民学」と多様なメンバーが知恵を出し合い地域課題を解決する「リビングラボ」が活発化しています。
私の地元では商業施設「港南台バーズ内」に市と連携協定している無印良品の大型店舗があります。同店では協定をきっかけに、駅から離れた野庭団地で出張販売を行うなど地域課題に即した共創の取組を展開しています。高齢者の生活課題を解決する拠点として、地域の大型商業施設との公民連携について政策局長からスマホ教室や健康教室の実施等を検討していくとの回答を得ました。
道路損傷通報システム
スマホ等LINEを活用した道路損傷通報システムの導入について、私が質疑をしてから3年が経過しようとしています。昨年5月の運用開始から今年8月末までの実績で月平均約150件のLINEからの通報があります。土木事務所に寄せられる通報は月平均2千件ですので、同システムからは全体の約8%という状況です。通報全体に占める割合としては、まだまだ伸びしろがあり通報システムの周知について道路局長に質したところ「市民の皆様に一層通報システムのことを知っていただけるように取組を進めていきます」と前向きな回答を得ました。また、システム自体の改善点についても市民目線に立って取組むとあり、使い勝手が向上するように注視していきます。
地域におけるDX推進
今後市でも高齢化が進む中、成年後見制度の相談体制充実が喫緊の課題でもあります。横浜DX戦略を掲げる中、成年後見制度のオンライン相談について市長から前向きな答弁を得ました。また地域ケアプラザでのデジタル化推進も、周辺機器の整備や相談環境のオンライン化を進めると前進しています。引き続き活動を続けます。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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