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港南区・栄区版 公開:2023年2月16日 エリアトップへ

県名菓展に出品した焼菓子が一般名菓の部で最優秀賞を獲得した 柳 淳さん 港南区日野在住 58歳

公開:2023年2月16日

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柳 淳さん

「ありがとう」糧に精進を

 ○…「非常に驚いている。光栄です」。県名菓展に出品した「浜ローズ」が一般名菓の部で最優秀賞を獲得し、同時に県銘菓に指定された。創業59年目を迎えた港南区の「和洋菓子うさぎや」の店主として、伝統ののれんを守り続けている。「これからもお客様を喜ばせるお菓子を作り続け、飽きられないような魅力あるお店を目指す」

 ○…横須賀市出身。生後間もなく港南区に移り、吉原小、港南中と地元で育つ。実家の和菓子屋の工場が自宅も兼ねており、生活の中には常に和菓子があった。自転車で配達の手伝いなどをする中、「これが自分の道なんだな」と自然と職人を志した。当時の世間の流行から「洋菓子の技術も習得を」と考え、高卒後は知人の紹介で平塚市内の洋菓子店で修業。約5年の経験を積んで23歳で実家に戻り「和洋菓子うさぎや」と屋号を変えて再スタートさせた。

 ○…40年の職人人生で印象深いのは昨年、家族全員が新型コロナ感染症に罹患し、創業以来初めて店を20日間閉めたこと。症状が重く「店も自分もどうなってしまうんだろう、という思いだった。毎晩寝るのが怖く、店を再開できるのか不安で仕方なかった」。無事回復し店を再開すると、多くの客が訪れ「頑張ってね」との声が。「うちは本当にいいお客様に恵まれたなと思う」と感慨深げに振り返る。

 ○…客の「おいしかったよ」「ありがとう」の言葉が何よりの原動力だ。「自分たちがいいと思ってもそれは独り善がり。お客さまに認めてもらってこそ」。和菓子は「自分の子ども」のような存在と目を細め、今後について「精進してまいります」と気を引き締める。「生涯現役、倒れるなら仕事場で、という覚悟で地域に密着して謙虚にやっていきたい」

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