子どもに「夢とロマンと感動を」 市政報告 横浜を『子育てしたいまち』へ 市会議員 たのい一雄
日本政府は、子ども・子育て政策を一丁目一番地の「最重要政策」に掲げており、子どもファーストの経済社会を作り上げ、出生率を反転させるとしています。横浜市でも2023年度の予算案を発表。一般会計の総額は前年度比マイナス3・7%の1兆9022億円となっており、中期計画実現に向けた第一歩と位置付け、「子育てしたいまち次世代を共に育むまちヨコハマ」を基本戦略に据え、横浜でも子育て政策を最重要視して取り組みを進めます。
直接支援約3千億円
基本戦略に関わる予算総額は5485億円で、そのうち5割超にあたる2903億円(52・9%)を子育て世代への直接支援にあてていきます。妊娠・出産期、乳幼児期、学齢期の様々なライフステージを想定しながら各事業を開会中の議会等で検討しています。
中学3年生までの医療費助成の所得制限や一部負担金を撤廃する小児医療費助成の拡充に111億5600万円、すべての生徒が満足できる中学校給食の実現に58億2800万円、ビッグデータを活用した通学路の交通安全対策に12億6500万円、子育てに関する手続きがオンラインで行える子育て応援サイトの構築に3億900万円、実態把握のための出産費用に関する調査に1500万円をあてるなど、横浜で『子育てをしたい』と思わせるような取り組みを進めていきます。
教育のICT推進
私は常々、未来ある子どもに「夢とロマンと感動を」与えることを使命として、地元で「まちに出る、現場に出る」をモットーに活動を続けています。港南区子ども会連絡協議会の会長として、県戦没者慰霊堂の清掃活動から、書道展、鯉のぼりの掲揚、スケート教室など、四季折々の行事まで、まちの賑わいと子どもの情操教育に力を入れてきました。
また、私の母校・桜岡小学校では児童1人に1台の端末と大容量高速通信ネットワークを学校教育現場に整備する「GIGAスクール構想」の一環でタブレット端末「iPad」を使用した曲づくりを学ぶなど、教育現場のICT推進にも力を入れていきます。
横浜市でも今後、人口減少局面を迎えます。子ども・子育て政策をしっかり進めていきます。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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