横浜市は済生会横浜市南部病院(港南区港南台3の2の10)の再整備計画概要や新病院の機能などを、このほど公表した。移転先は旧資源循環局港南工場跡地とし、2028年度の開院予定を目指す方針だ。
南部病院は1983年に高度な医療機能を有する市の「地域中核病院」第1号として港南台に開院。運営主体は社会福祉法人恩賜財団済生会。市南部の高度急性期・急性期医療の中心的役割を担い、二次救急拠点病院や災害拠点病院として政策的医療も担っている。
開院から40年を迎え施設の老朽化・狭あい化が課題となっているため、港南台駅から約1・4Km離れた旧港南工場跡地(港南台8の4の2)に新たな病院を建設する。再整備は済生会が行い、敷地面積は約4万平方メートルと現在の約2・7倍で420床・31診療科の施設規模となる予定だ。
目指す病院像には「地域一体型医療における中核的病院」を掲げている。また、新病院計画基本方針は【1】質の高い急性期医療の提供【2】政策医療への取り組み【3】地域の医療・福祉・介護の連携拠点【4】優秀な医療人の育成・確保【5】効率的で安定的な経営―の5つを柱に据え地域医療の中核を担っていく。
市南部病院の新病院準備室担当者は「今後、基本設計をまとめ6年後の開院を目指す」と語る。
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