横浜市交通局は1日から、市営地下鉄上大岡駅に新設したエレベーター(京急連絡改札口側地上〜改札階間)の供用を開始した。これに伴い、バスターミナル改札口側の既存エレベーターは更新工事のため8月末まで利用不可となる。
今回新設されたエレベーターは、同駅地下1階の京急連絡改札口と県道21号沿いの地上を結ぶもの。7月1日の始発から利用可能となった。
これに伴って、ペデストリアンデッキ〜地上(タクシー乗り場付近)〜改札階を結ぶ既存のエレベーターは省エネルギー化等を目的とした更新工事が行われる。市交通局によると工事は8月末までの予定。同工事の完了後、地上と改札階をつなぐエレベーターは2基となり、バリアフリールートの拡充や京浜急行との乗り換え利便性向上が見込まれている。
また、地下2階ホーム(あざみ野方面側)と地下1階コンコースをつなぐエレべーターも現在新設工事を行っている。利用開始予定は9月初旬。
利用開始に合わせ、バスターミナル改札口側にあるホーム(湘南台方面側)〜コンコース間の既存エレベーターも更新工事が行われるため、その間は利用ができなくなる(9月初旬から10月末までの予定)。
全ての工事が終わると同駅のエレベーターは、地上とコンコースをつなぐ2基、コンコース〜ホーム間の2基、改札階と商業施設「ミオカ」地下1階を接続する1基の計5基となる。
「乗り換え利便性高まる」
工事について同局工務部の担当者は「(完成後は)京急線との乗り換え利便性が高まる。ぜひ多くのお客さまにご活用いただければ」と話した。
同駅ではこれ以外にも大規模な改修工事が進んでおり、駅ホームの段差・隙間縮小工事などが予定されている。
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