関東大震災発生からちょうど100年の節目にあたる9月1日、栄区上郷町の市立桜井小学校(金子祐治校長)でALSOKあんしん教室「わたしたちができる防災ってなんだろう」が4年生児童を対象に行われた。
綜合警備保障(株)の社員やガードマンが講師となる「あんしん教室」は神奈川県内発祥の防犯出前授業で2004年から同名称で実施。今年6月末時点で5万6000回以上、176万人を超える児童らを対象に授業を行っている。
桜井小学校には横浜支社の和島仁警備隊長と長榮道子さんが講師として登壇。関東大震災発生から100年の節目に合わせ主に「地震から身を守る行動」などについて児童は学んだ。4年1組では1グループ5人の5グループが「就寝中の部屋」「買い物中」「海のそば」などのイラストについて地震が発生した際の注意点を児童同士がディスカッション。海のイラストが配られた男子児童は「海のそばだと津波が起こって人が飲み込まれてしまうから『海』は危険」と発表した。
それに対し、和島隊長は「正解です。海がある場合は高いビルや高い山、高いところに逃げてほしい」と児童に伝えた。
また、児童は災害用伝言ダイヤル「171」などについても学んだ。授業に参加した杉本莉歩さんは「いつくるか分からないのでもし、今地震が起きたらと考えながら過ごしたい」と話した。
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