4期目議員による市政報告 155 帯状疱疹ワクチン定期接種化へ 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
中高年に多く、また、高齢期の健康に大きな影響を及ぼし、皮膚に痛みやかゆみを伴う発疹が帯状に現れる疾患「帯状疱疹」のワクチンについて進展がありましたの報告いたします。
この帯状疱疹の予防にはワクチンが有効ですが、現在、全額自己負担の任意接種に位置付けられており、高いものでは4万円程度かかるのでワクチン接種を躊躇する人も少なくない状況です。
全国各地の議会において、公明党が議論をリードして、独自に一部助成を導入し負担軽減を図る自治体もあり、公明党横浜市会議員団もこうした動きと連携し、定期接種化の実現を求めてきました(下記年表参照)。
厚労省、方針示す
この度、帯状疱疹ワクチンの定期接種化について、厚生労働省の専門家会議において、接種費用を公費で支援する「定期接種化」が妥当とするとの意見をまとめました。国内で使用されている1回接種の生ワクチンと2回接種の不活化ワクチンの安全性や有効性を確認し、費用対効果が期待できるとし、同会議で「学術的に異論はない」と結論付けたとのことです。
今後は、対象年齢や定期接種を始める時期などを議論した上で正式決定されますので、着実に推進していきます。
横浜市でも推進
横浜市においては、現在帯状疱疹ワクチン接種費用の助成は行われていない状況です。接種費用を公費で支援する定期接種化となれば、接種費用の助成が行われ接種へ向けた環境が大きく前進することになりますので引き続き注視します。
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