港南区役所と横浜市社会福祉協議会(障害者支援センター)が12月に行う「障害のあるお子さんとそのご家族の写真展」に向け9日、区内に住む障害のある子どもとその保護者が区役所を訪れ、写真の撮影会を行った。
この写真展はフォトグラファーの後藤京子さんが撮影した障害のある子どもと家族の写真を展示するもので、障害者週間に合わせ12月2日(月)から9日(月)までmioka2階の通路で行われる。期間中は後藤さんが過去に撮影した写真に加え、新たに区内在住の家族の写真も展示される予定で、今回は展示を希望する5組の家族が撮影会に集まった。
港南区福祉保健課担当者によると、この取り組みは障害への理解を深めることを目的として、市社協が中心となり2年前から市内複数の区で行われている。港南区での開催は初めてという。
同担当者は「障害者は家にこもりがちなイメージがあるが、近年では外に出て自分を発信したいという人も増えている。そうした姿を写真で届けることで理解を促したい」と話した。
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