横浜建設業協会港南区会会長に就任した 恒川 淳仁さん 港南区日野在勤 41歳
「太陽」 に生かされて
○…区内26社の建設関連企業が加盟し、市内では中区に次いで2番目の会員数を誇る。土木事務所と協力した工事現場安全パトロールや区民祭りでの地域貢献活動などが主な活動だ。今年5月に就任し任期は2年。本業は道路舗装などの公共事業を手掛ける株式会社新世の代表取締役を務める。こちらの就任も昨年11月と日が浅いが「同業の社長と話すと学ぶことが多い」と人脈を広げ、自身の糧とする。
○…20代中盤まで建設業界とは無縁で、飲食店の店長として働いていた。だが、26歳で妻と知り合う。結婚に先立ち27歳の時、当時の社長だった妻の父に誘われ、入社した。「業界経験はなかったが、『ある程度できる』と思っていた」と話す。ただ、入社すると仕事量が多く「大変だった」と回顧。それでも「嫌いではない」と懸命に仕事を習得した。
○…仕事も板についた30歳の時、「体のダルさが続くようになった」という。病院に行くと、診断は「悪性リンパ腫(血液がん)」。3年に及ぶ闘病生活の始まりだった。階段を登れなくなり、抗がん剤治療に苦しむ日々。仕事にも復帰できない状況で、支えとなったのが発病直後に生まれた長男だった。「『自分にとっての太陽だ』と思い『太陽』と名付けた」。最終的に骨髄移植を受け33歳で職場復帰を果たした。「子どもがいたから頑張れた」と話す。
○…自身の会社も建設業協会も目標とする運営方針は同じ。「みんなの意見を取り入れ、良い方向を目指す」。ワンマンで動かすのではなくコミュニケーションを重視する考えだ。「飲食店で働いていたこともあり、工夫しながら上手く回すのは得意。色々な経験が役に立っている」。紆余曲折の人生を辿り、今を生きている。
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