イングランドで7月15日から21日にかけて行われたタッチラグビーのW杯に、港南区在住の久保田大輝さん(27)が日本代表としてメンズオープンの部で出場した。全11試合に出場し、代表チームに貢献。
タッチラグビーとはタックルをタッチに置き換えたラグビーでキックプレーがない6人制のパスゲーム。
久保田さんは小学校教師として働きながら、タッチラグビーチーム「タッチブルドッグス」に所属している。
全20チームが参加した同大会。10チームが2つの組に分かれて予選を行い、各組上位4チームが決勝トーナメントへ進出する。日本代表は、アイルランドやウェールズを下し、決勝トーナメントへ進出。レバノンと対戦したが7対11で敗戦。続くイングランドとの順位決定戦に臨むも、4対8で敗れて6位で大会を終えた。久保田さんは全試合に出場し、豊富な運動量が求められる「ミドル」というポジションで活躍。大会を終えて、「結果は満足いくものではなかったけど、仲間と最後まで戦えたことには達成感を得ている」と満足気に話した。
体力維持に精進
久保田さんがタッチラグビーに出会ったのは大学時代。友人に誘われ、学内のタッチラグビーサークルへ加入したことがきっかけ。3年時にはキャプテンとして全日本選手権へ出場した経験を持つ。
試合終盤まで走り切る体力を維持するため、平日の勤務後もトレーニングに励んできた。今後については「11月の全日本選手権を目指しつつ、国内のタッチラグビーの普及活動にも力を入れたい」と意気込んだ。
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