栄区在住の宮田宜也さん(37)が代表理事を務める一般社団法人明日襷(あしたすき)が8月17日、18日、モンゴルで神輿渡御を行った。当日は現地の参加者が神輿を担ぎ、首都ウランバートルにあるスフバートル広場を練り歩いた。
日本文化を発信する企画「JAPAN FESTIVAL IN MONGOLIA」が、8月17日、18日に行われ、同法人が神輿渡御を行った。日本各地に残る祭りの文化を守り、後世に伝えるため、神輿の製作や修復、祭礼・イベント運営の相談を請け負う同法人。2年前の日本とモンゴルの国交50周年の時に神輿渡御を行ったことがきっかけで、運営団体から1月にイベント参加への依頼を受けた。
今回は渡御に加え、神輿を寄贈することとなり、宮田さんたちは6月から横須賀の使用されていない神輿を約2カ月で修復した。イベントを終えて宮田さんは「初めて担いだ人も多かった。多くの人とのご縁が神輿を通して繋がっていく場面を見られて良かった」と手応えを見せた。
同法人は今回の神輿修繕費やモンゴルへの輸送費を賄うためクラウドファンディングを実施。8月24日時点で支援総額は80万円を超えている。8月31日(土)までは支援を受付しており、120万円を目標金額としている。
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