４期目議員による市政報告 157 給食室エアコン「全校設置求む」 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
公明党市議団では教室や体育館等の学校施設へのエアコン設置を強力に推進してきました。開会中の令和６年第３回定例会の一般質問において「給食調理室へのエアコン設置」について、教育長、市長から前向きな答弁を得ることができましたので報告いたします。
市立学校の給食調理室は夏場に40度以上にもなる厳しい環境もあります。そこで、調理室へのエアコン設置について公明党市議団の質疑をきっかけに整備検討費が予算化され、今年度から６校で空調機器を試行設置し、効果やコストについて検証するモデル事業がスタートしています。
実際に設置された小学校へ視察した際、調理員は「天国と地獄のような違い」と喜んでおり、温度の高い回転窯の運転中であっても空調効果が表れていることが分かりました。そこで、わが党の一般質問において今後、３００校を超える対象校への設置について全校設置すべきと市長へ質しました。給食室の環境をできる限り早期に改善する方向を示し、「エアコン設置校の効果の検証を踏まえて、全校の給食室の環境の改善について、速やかに検討を進める」と回答を得ました。引き続き、給食室の環境改善を推進していきます。
お悔やみ窓口 全区で
今年の１月から鶴見区と瀬谷区で開設している「お悔やみ窓口」について、スタートから約７カ月が経ち、利用者からは好意的な受け止めが多いようです。このお悔やみ窓口は亡くなった人や遺族の状況に応じて、必要な手続きを調べ、申請書作成の補助や窓口案内等を行う役所の専用窓口のことです。こちらについてもわが党から市長に対し、「早急に全区展開すべき」と質問。モデル区での意見を踏まえた上で市長からは「安心してご利用いただける窓口を、早期に全区展開できるようにしっかりと取組を進める」と前向きな答弁を引き出しました。
高齢者等への終活支援
身寄りのない高齢者等への終活支援に対する考えも質問しました。葬儀等の生前契約や本人の意思決定を支援する仕組みなどに触れ、市長は「将来の不安に寄り添った支援の在り方を進める」と回答しました。
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