横浜商工会議所の上野孝会頭が9月5日、「令和7年度 横浜市政に関する要望書」を山中竹春市長に提出したのに伴い、市内各支部でも管轄する各区に対し区別要望が提出された。
港南区
南部支部(笠原節夫支部長)は10月2日、港南区役所を訪れ栗原敏也区長に区別要望を提出した。区別要望は【1】都市計画道路「横浜藤沢線」の早期整備【2】上大岡駅周辺地域のバリアフリー化の一層の推進、大岡川プロムナードの美化促進【3】商店街の再整備(空き家・空き店舗の活用等)・活性化への一層の支援【4】事業者間の人的交流を促進するためのバンケット機能を有する施設の充実【5】区内観光資源を活用した国内外観光客の誘致支援【6】上大岡C北地区再開発事業の一層の推進【7】GREEN×EXPO2027の横浜開催に向けた一層の機運醸成並びに観光誘客促進の支援の7項目。栗原区長は「産業界と共に各事業に取り組む」と話した。
栄区
戸塚支部(星野匡支部長)は10月8日、栄区役所を訪れ、松永朋美区長に区別要望を提出した。区別要望は【1】横浜藤沢線の早期整備【2】鎌倉街道及び環状4号線の渋滞緩和対策と早期複線化の推進【3】上郷公田線の早期整備【4】本郷台駅周辺地区のまちづくりの推進【5】本郷台駅を中心としたバス路線の再整備【6】商店街活性化等、総合的な商業振興策への取組【7】区内観光資源を活用した国内外観光客の誘致支援の7項目。星野支部長が「バス路線の減便が心配」と語ったことに対し、松永区長は「道路の整備に伴い、バス路線も変わる」と回答。また、商店街振興については「若い世代流入のため商店街活性化が大切と考える」とも話した。
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