栄警察署(大窪太郎署長)はこのほど、3件の特殊詐欺を防いだ本郷台駅前郵便局、横浜笠間郵便局に対して感謝状を贈呈した。
1件目は本郷台駅前郵便局で8月29日、川崎里美さんが約100万円を引き出そうとする80代の女性に対して、目的を確認。女性が「息子からトイレの工事費用が必要だと言われた」と答え、違和感を覚えたことからその場で同郵便局の大橋秀明局長に相談し、警察に通報した。
2件目は同じく本郷台駅前郵便局で30日、「息子に頼まれ、金を引き出したい」と話す女性が訪れた。対応した桑原紫野さんも局長に報告。女性を説得し、警察が来るまで丁寧に対応した。
3件目は横浜笠間郵便局で30日、100万円を引き出そうとする80代の男性が来局。局員の後藤菜美恵さんが目的を聞くと、「孫が事故を起こしたから示談金が必要」と話したため、警察に通報した。
複数回の詐欺が防がれた要因について本郷台駅前郵便局の大橋局長は郵便局でのルールを挙げた。「70歳以上の方が100万円を現金で持ち帰る場合は、必ず警察官の立ち合いの下で行います」と対策に力を入れているという。大窪署長は「同じ人が複数回、詐欺被害を受けて気づいたら被害額が数千万円になるケースもある。引き続き、ご協力をお願いしたい」と話した。
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