港南歴史協議会は9月30日、港南区の歴史や史跡を紹介するリーフレット「こうなんみてあるき」を新たに刊行した。創刊号では「上大岡の発展と京急」と題し、駅の成り立ちなどを紹介している。
NPO法人港南歴史協議会が、世代を超えて多くの区民に港南区への愛着を深めてらうことを目的に発行した「こうなんみてあるき」。ケアプラ、コミュニティハウスなどの公共施設で手に取ることができる。
以前から歴史に関する出版物を刊行してきた同法人だが、今回はより広い読者層を想定して、写真を大きく使い、手にとってもらいやすいリーフレットの形態で情報をまとめた。また、外国籍の区民のため、英語の翻訳文も併記。取材や校正、翻訳は協議会のメンバーがそれぞれ担当した。リーフレットには発展する上大岡駅の様子を表す写真と歴史の解説、カラフルな京急電車の写真が多数掲載されている。
同会は資金集めのために今年の4月、市民団体やNPO法人に対して補助金を支給する「港南ひまわりプラン」に申請。その後、区役所のヒアリングを経て、8月に補助金の交付が決定したタイミングで準備を本格化させた。「発行まで約2カ月という期間のなかで、さまざまな人の協力のおかげで、完成させることができた」とメンバーの須藤清さんは語る。
発行に際して、メンバーの金子玲子さんは「国、世代を問わず、多くの人に地域の歴史を知ってほしい。是非、気軽に手に取ってもらえればと」笑顔で話した。
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