栄火災予防協会(角田宏子会長)は11月、同協会会員にむけて「消防用設備の取り扱いに関するシール」を配布する。
イトーヨーカドー桂台店には11月7日、他会員に先駆けてシールを配布。授与式が行われ、角田会長が同店の坂井剛副店長へシールを直接、手渡した。
このシールは消火器などを含む消防用設備に貼り付けるためのもの。防災訓練時などに、使用する機会が少ない消防用設備の使い方を簡単に確認することを目的としている。シールには設備の名前と二次元コードを記載。コードをスマートフォンなどで読み込むと、横浜市消防局が作成した設備の使い方を解説した動画を見ることができる。今回は消火器、屋内消火栓設備、自動火災報知機の3種類のシールを作成。協会員の事業所へ貼布を呼びかける。
栄火災予防協会の角田会長は「小さなシールではあるが、うまく活用していただきたい」と期待感を覗かせる。イトーヨーカドー桂台店の坂井副店長は「地域と共に防災に取り組むのは大切なこと。連携しながら営業していきたい」と語った。
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